
【はじめに:南風原町で不動産のご相談を受ける中で思うこと】
こんにちは!沖縄県南風原町を中心に不動産売却のお手伝いをしている、
ハウスドゥ南風原のスタッフです。
日々、南風原町内はもちろん、那覇市や与那原町といった近隣エリアで、
戸建てやマンション、土地の売却査定やご相談を承っています。
その中で、ここ数年で本当によく耳にするようになった言葉があります。
それが「生前贈与」です。
店頭でご相談を受ける際、お客様からこんなお声をいただくことが増えました。
*自分が元気なうちに、
子どもたちにこの実家や土地を譲っておいたほうがいいのかしら?
*相続税対策になると聞いたけれど、何から手をつけていいか分からない!
*生前贈与と相続、結局どっちが得なの?
南風原町は、昔からの土地を大切に守り続けてこられたご家族や、
代々受け継がれてきた広い敷地・古民家をお持ちの方が多い地域です。
だからこそ、「いざという時に子どもたちが困らないようにしたい」
「でも、税金や手続きで損をしたくない」という切実な思いを、肌で感じております。
結論からお伝えすると
不動産の生前贈与は「ただ名義を書き換えればいい」
という簡単なものではありません。
しかし、ポイントさえ押さえておけば、ご家族の絆を守り、
次世代へスムーズに資産を引き継ぐための最高の切り札になります。
【なぜ今、不動産の「生前贈与」に注目が集まっているのか?】
私たちのような不動産会社に駆け込んでこられる方のなかに、
「親が亡くなってから遺産の分け方で兄弟が揉めてしまった」
「相続税の納税資金が足りず、急いで実家を売らざるを得なくなった」
というケースが少なくありません。
人が亡くなった直後は、悲しみに浸る間もなく、役所の手続きや葬儀、
そして遺産分割協議に追われます。
その渦中で不動産をどうするか決めるのは、
精神的にも肉体的にも非常に大きな負担になります。
だからこそ、「元気なうちに決めておきたい」という
前向きな選択が増えているのです。
日本の税制は近年、大きな転換期を迎えています。
特に贈与税や相続税のルールは複雑化しており、
「知らなかったせいで何百万円も余分に税金を払うことになってしまった…」
という事態は絶対に避けたいところです‼️
【知っておくべき!不動産を生前贈与するメリット】

「生きているうちに子どもへ不動産をあげる」ことには、
どのようなメリットがあるのでしょうか。
現場でご家族の笑顔を見ていて感じる
主なメリットをご紹介します🤗
メリット①:自分の意思で「誰に、何を」残すか決められる
遺言書を書くという方法もありますが、
生前贈与であれば、自分の目で子どもや孫がその不動産を大切に使っている姿や、
リフォームして住み始めている姿を確認することができます。
「長男には南風原のこの土地を」
「次女には別の形財産を」というように、
生きているうちに納得のいく形で財産配分を完了できるのは、
親御さんにとっても大きな安心感につながります。
メリット②:将来の「相続トラブル(争族)」を未然に防げる
不動産は現金のように「1万円ずつ綺麗に分ける」ということができません。
これが原因で、相続の際に兄弟間で
「誰が実家を相続するのか」「売却して現金で分けるべきか」といった
激しい揉め事に発展することがよくあります。
生前贈与によって、あらかじめ「この家はあなたに託したよ」と形にしておけば、
将来の無用な争いをきれいに防ぐことができます。
メリット③:値上がりが期待できる資産は、早めの移転が有利なこともある
沖縄県内でも、開発が進むエリアや利便性の高い地域では地価が上昇傾向にある場所があります。
将来的にさらに価値が上がりそうな不動産の場合、
価値が低いうちに(あるいは今のうちに)贈与しておくことで、
結果的に将来の相続税の負担を抑えられるケースもあります。
【ただし注意!生前贈与の「落とし穴」とデメリット】

ここまで聞くと
「じゃあ、さっそく子どもに名義を変えよう!」と
思われるかもしれませんが、
ちょっと待ってください‼️‼️
不動産の生前贈与には、見落としがちな
「コスト」と「ルール」があります🚨
🟡贈与税の壁は想像以上に高い🟡
現金であれば「年間110万円まで非課税(暦年贈与)」という枠がありますが、
不動産をそのまま贈与する場合、
その不動産の「評価額」に対して高い贈与税がかかります。
例えば、数千万円の価値がある土地や一戸建てを
そのままポンと子どもに贈与してしまうと、
驚くような高額の贈与税が請求され、
子どもが税金を払えずに破綻してしまう…なんて笑えない話もあります。
🟠税金の種類が「相続」とは変わる(登録免許税や不動産取得税)🟠
生前贈与を受けると、以下のコストが発生します。
🔸贈与税(国に払う税金:非常に高額になるケースあり)
🔸不動産取得税(県に払う税金:不動産を取得した際にかかります)
🔸登録免許税(名義変更の際にかかる税金
相続による登記よりも税率が高く設定されています)
🔸司法書士への報酬等(手続きを代行してもらう費用)
「相続したほうが、トータルの税金や諸費用が安かった」という
ケースも多々あるため、専門的なシミュレーションが不可欠です。
【使える特例は使い倒す!賢く税金を抑える2つの制度】
「じゃあ、不動産の生前贈与はやっぱり無理なのかな…」と諦める必要はありません。
国は、一定の条件を満たした家族に対して、税負担を軽くする特例を用意しています。
【夫婦間の贈与】おしどり贈与(居住用不動産の配偶者控除)
結婚して20年以上の夫婦の間で、
住んでいる自宅(または自宅を買うための資金)を贈与する場合、
基礎控除の110万円に加えて、最高2,000万円までが非課税になるという
非常にありがたい特例です。
🚨こんな方におすすめ
「長年連れ添った妻(夫)に、
そろそろ自宅の名義を半分、あるいは全部渡しておきたい」と考えている方。
万が一自分が先に亡くなった時の相続の手間をグッと減らすことができます。
【親子・祖父母と孫間の贈与】相続時精算課税制度
原則として60歳以上の父母または祖父母から、
18歳以上の子や孫に対して、財産を贈与する場合に選択できる制度です。
🔷仕組みのざっくり解説
贈与時には特別控除(最大2,500万円まで非課税)を使っていったん税金を抑えておき、
将来その親御さんが亡くなった時の相続財産に、
この贈与した時の価格の財産を足し戻して、
まとめて相続税を計算し直す(精算する)という仕組みです。
🔶近年の法改正のポイント
以前はこの制度を使うと「年間110万円の基礎控除」が使えなくなっていましたが、
税制改正により、相続時精算課税を選んでも、
毎年110万円までの基礎控除枠が別途使えるようになりました!
これにより、より使い勝手の良い制度へと進化しています。
【失敗しない生前贈与・不動産処分の進 4つのステップ】
🔅実際に「そろそろ動き出そうかな」と思ったら、以下のステップで進めていくのが確実です。
親御さんだけで決めてしまわず、
お子さんたちの意向やライフプランを共有しましょう。
固定資産税評価額や、実際の市場での売却価格(査定価格)を把握します。
税金の計算や売る・持つの判断の基準になります。
「贈与した場合の税金」「そのまま持っていた場合の相続税」
「売却した場合の譲渡所得税」を比較・計算してもらいましょう。
方針が決まったら、信頼できる司法書士や不動産会社とともに手続きを進めます。
【まとめ:大切な財産だからこそ、笑顔で引き継ぐために】

今回は「賢い生前贈与のススメ」というテーマで、
不動産の生前贈与のメリット・デメリット、
特例制度、そして「売る」という選択肢との比較についてお話ししました。
不動産は、単なる「モノ」ではありません。
ご家族の思い出が詰まった大切な資産であり、
次の世代の生活を支えるベースになるものです。

「うちの場合はどうしたらいいの?」
「生前贈与にするべきか、売却するべきか、
まず話を聞いてほしい」
そんなお悩みや疑問がございましたら、
南風原町に店舗を構えるハウスドゥ南風原へ、
どうぞお気軽にご相談ください🎃
地域に根ざしたスタッフが、親身になって
あなたとご家族の未来をサポートいたします。
皆様のご来店・お電話・メールを
心よりお待ちしております🌻


